熊本五木村で体験した渓流キャンプとフライフィッシングの魅力

熊本五木村の渓谷の景観。山と谷だけがシンプルに写っている大自然の景色。 アウトドア
熊本五木村の渓谷

キャンプは自然に恵まれた国に生まれた私たちの特権の一つです。

木の棒に突き刺した肉を、焚き火の上で回転させながら焼く、無骨な原始焼きスタイル
木の棒に突き刺した肉を、焚き火の上で回転させながら焼く、無骨な原始焼きスタイル

街でのストレスから解放され本来の自分に戻ったり家族と絆を深めたり。自然の中では心を開いて語り合えます。

私の最も印象深いキャンプ体験

私にとって最も印象深いキャンプは、熊本の五木村での野営釣行です。球磨川源流の入渓ポイントに着いた私は、バックパックを背負ったまま川に腰まで浸かり、魚の居そうな岩陰を見つめていました。

私が行うフライフィッシングは、動物の毛と糸と針で虫に似せた疑似餌を、川の流れに乗せて魚に食わせる釣り方です。初めてヤマメを釣った時、魚と0.1mmの糸1本でつながっている感覚に興奮しました。同時に自然の営みに参加している自分に気付き、渓流釣りにはまりました。

男がウェーダーを着て、清流に浸かり、フライフィッシングをしている様子
ウェーダーを着て、清流に浸かり、フライフィッシングをしている様子。ニンフという水中に沈む疑似餌で魚を探っている。

キャンプの装備と体験

少しでも長い距離を釣り登れるように荷物は最小限。食材も少なくし、魚が釣れなければひもじい思いをします。この”川で生きる”という行為が私たちのDNAの中に眠る原始の感覚を呼び覚まします。

夜は川の音、虫の音、星、焚き火とランタンだけの漆黒の世界。時の感覚がなくなり、自分の命の深遠さを感じました。

夜、タープのそばで焚き火をし、調理する女性
夜、タープのそばで焚き火で調理。あたりは真っ暗。太古の原始的な営みに思いを馳せる。

渓流キャンプの注意点

渓流では大雨による鉄砲水や動物との遭遇リスク対策を忘れずに。ゴミの持ち帰りと遊漁券の購入を徹底しましょう。

まとめ

熊本の五木村での渓流キャンプは、私にとって野営や渓流での釣りにはまるきっかけになりました。フライフィッシングの魅力や自然との共存を感じることで、心身ともにリフレッシュできる素晴らしい体験です。日常生活の喧騒から解放され、自然に触れると心が素直になり、本来の自分の姿を再発見することもあるます。皆さんもキャンプを通じて、自然の中に眠る本来の自分を見つけてみませんか。

著者プロフィール

樫尾健太郎:HTMLコーダー/Webデザイナー。二級建築士として店舗デザインに10年間携わった経験を活かして、アウトドア系の記事を中心に、Eコマース・不動産系の分野でWebライターとしても活動中。Web系スキルやデザイントレンドのキャッチアップと、ユーザーにわかりやすい記事制作を心がけている。モットーは「愚直に毎日1%の改善」。趣味は釣りと野営で自然に還ること。

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